読書

【読書】あたまの良い人はどのような読み進めているのか?自分に合った読書術を見つける

完全出社でなく、テレワークも継続している会社も多い中、家で過ごす方法の一つとして読書があります。

せっかくじっとしている時間がたっぷりあるんだから、今までトライできなかった読書術を試して自分にあうものを見つけてみてはいかがでしょう。

読書術にはさまざまなものが巷で紹介されています。

「東大式」「京大式」「Kindle式」「脳トレ読書術」「5分だけ読書術」などなどがありますが、その中でいくつかご紹介していきましょう。

 

1.読書術ごとの解説

【東大式読書術】

まずは東大式読書術。

これは本を「マクロ視点」で読み解いていく方法だそうです。

文や単語のひとつひとつに着目するのではなく、本全体や論理の「構造」や「流れ」を意識する読み方です。

東大式読書術のキーワードは「整理読み」。

つまり、ただ漠然と文章を追っていくのではなく、「この段落は筆者の主張だな」「ここは具体例を示しているんだな」「ここは、筆者が反対している意見だな」といった具合に、今読んでいる文章が本全体のなかでどんな役割を果たしているのか整理しながら読むのが、東大式読書術の基本なのです。

 

『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』の著者・西岡壱誠氏によると、本の論理展開の「パターン」を踏まえると、効率的に読むことができるそうです。

「例示」

筆者の主張の後に、主張を補足する例が提示されている。

「比較」

2つ以上の意見を並べて比較する。大抵筆者の主張は後に述べられる。

「追加」

主張をもとに、さらなる主張を展開していく。

「一般化」

具体的な説明をし、法則や命題として一般化する。

 

上記のパターンを踏まえて論旨を整理しながら読むことで、筆者の主張を効率よく理解することができます。

東大式読書術は、幅広く情報を集めたり、様々なジャンルの本をバランス良く読んだりすることに向いているのです。

 

【京大式読書術】

京大式読書術では、自分にとって必要な情報や興味がある情報だけを拾い読みしていきます。

必要ならば通読することもありますが、基本的に、疑問や興味と関係のない箇所は読み飛ばしてしまいます。

本をまるまる読破することを前提とした東大式読書術とは、大きくスタイルが異なりますね。

 

例えば「運動が知能にどのような影響を与えるか?」ということを知りたいなら、問いの答えが載っていそうな本を選び、興味のある箇所だけを探して読む、という具合です。

知りたい情報を得ることが目的なので、1冊を読み切るかどうかは問題ではないようです。

 

本を選ぶ段階でも、京大読書術では自分の興味や感性を大事にします。

どれだけ売れていたり、名著とみなされていたりする本でも、自分の関心に合わなければ手にはとらないようです。

自分が興味を持った本しか読まないという点も、バランスの良い読書を重んじる東大式読書術とは異なります。

 

【Kindle読書術】

電子書籍サービスの「Kindle」を使っている方におすすめしたいのが、「ハイライト」機能を用いた読書術です。

 

ハイライト機能とは、書籍データ内の文をマーカーで色づけし、目印にできる機能のことで、単に色を塗って目を引きやすくするだけではありません。

ハイライトした文は、「マイノート」として記録され、後でまとめて見ることができるのです。ハイライト機能によって、本を読み終わった後で、重要な箇所だけを効率よく振り返ることができます。

 

さらに、ハイライトにはピンク・オレンジ・イエロー・ブルーの4色があり、ハイライトした文を色ごとに分別することができます。

ハイライトの色ごとに意味を分けておけば「重要な箇所(ピンク)だけまとめて読もう」「おもしろかった箇所(ブルー)だけ読もう」ということができるのです。

デジタル機器が発達した現代ならではの読書術ですね。

 

【5分だけ読書術】

読書をするための時間なんて取れない、という人は、「5分だけ」読書術を活用してみてください。

読書術と言っても、特別な方法は必要ありません。

日々の用事の合間に生まれたスキマ時間で、なるべく本を開くように心がけるだけなのです。

 

例えばランチを注文してから料理が出てくるまでの時間や、電車の乗り換え時間など、5分くらいの時間なら意外と見つかるはずです。

5分あれば、ビジネス書の1章分くらいは読み進めることができるだろうということですね。

 

たった5分では何も頭に入らないのでは、と思われるかもしれませんが、むしろ短い時間に集中することで、読んだ内容が記憶に残りやすくなります。

今すぐにでも試せる、手軽な読書術ですね。

 

【脳トレ読書術】

『脳を強化する読書術』の著者・加藤俊徳氏によると、脳には大きく8つの分野があり、読書の仕方を変えることでそれぞれの分野を鍛えられるそうです。

以下に、脳を分野別に鍛える「脳トレ」読書術を紹介します。鍛えたい脳の分野に合わせて実践してみてください。

 

①聴覚系

【鍛え方】本を暗唱、音読する。

【効果】人の話や本の内容をスムーズに理解する能力のアップなど。

 

②記憶系

【鍛え方】電車の乗り換えなどで読書を一時中断する「乗り換え読み」や、昔読んだ本の再読。

【効果】記憶力のアップなど。

 

③視覚系

【鍛え方】映画のパンフレットや漫画など、文字と映像がセットになったものを読む。

【効果】小説を読むのに必要な「イメージ喚起力」のアップなど。

 

④感情系

【鍛え方】小説を、登場人物や役者として演じるような気分で読む。

【効果】共感力、コミュニケーション能力のアップ。

 

⑤理解系

【鍛え方】目次をじっくり読み、キーワードをつかむ。自分の考えと比較しながら読む。

【効果】情報処理能力、理解力のアップ。

 

⑥思考系

【鍛え方】本に書き込みながら読む。複数の本を並行して読む。

【効果】判断力、意思決定力のアップ。

 

⑦伝達系

【鍛え方】本の内容を誰かに教えるつもりで読む。

【効果】伝達、言語化能力のアップ。

 

⑧運動系

【鍛え方】スポーツ漫画を読み、運動の教本の内容を身体で再現する。

【効果】身体を動かすシミュレーション能力のアップ。

 

身につけたい能力に応じて、それぞれの読書術を試してみるのもよいかもしれません。

 

今回ご紹介した読書法以外にも数多くの読書法を紹介した書籍もでています。

自分に合いそうな読書法がみつかると「新たな自分の能力」がみいだせるかも?です。


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