「最近自分のおでこが広くなった気がする…」
「生え際が後退してきたかもしれない…」
そんな悩みを抱えている人は少なくありませんよね。
自分の生え際の後退が気になりはじめたら、まずはこちらをチェックしてみてください。
後回しにしてしまうと、いつの間にか後退がかなり進行していた…なんてことになりかねません。
何事も対処は早いうちに打つことが大切です!
ヤバイと感じたらすぐにするべき対処方法をお伝えします。
目次
1.髪の毛の生え際後退チェック
まずは、生え際後退のチェック項目をご紹介いたします。
〇おでこの広さチェック
まずは鏡の前で前髪をかきあげ、おでこをしっかり見えるようにしてみましょう。
そして空いているもう片方の手の中指、薬指、小指の三本を揃えて額にくっつけ、小指を眉毛の上に置くようします。
中指の上に隙間が無ければ、今のところ生え際の後退を心配する必要はありません。
隙間がある場合には生え際が後退している可能性があります。
元々のおでこの広さには個人差もありますので、あくまで目安として考えて、これを定期的に行うようにするといいかもしれません。
〇頭皮チェック
生え際が後退する原因の一つに、頭皮が突っ張って血行状態が悪いということがいわれています。
頭皮のチェックのために、指の腹で頭皮に触れ、頭皮の肌を左右に動かしてみましょう。
健康な頭皮であれば柔らかく、頭皮が軽く動き、硬く動きにくい状態であれば、頭皮が硬くなっている可能性があります。
もし頭皮が硬く感じられたら、入浴後にマッサージなどをするといいでしょう。
〇抜け毛で毛根チェック
人は1日に100本ほどの毛が抜け落ちると言われています。
その自然に抜けた毛をチェックしてみましょう。
健康的な髪であれば、毛根はふっくらとしていますが、毛根がなかったり、細かったり、白くなっている場合や細くて短い髪が抜けている場合は不健康な毛根になっている可能性があります。
抜けた毛の1、2本がそうなっている分には問題ありませんが、それより多い場合は、脱毛が始まり、生え際が後退している可能性もあるようです。
前頭部の生え際やつむじから薄毛の部分が広がっていく脱毛は、AGA(男性型脱毛症)であることがほとんどだといわれています。
薄毛に悩む人なら一度は聞いたことがあるでしょう。
その原因は、遺伝が関与する男性ホルモンの影響ですが、AGA以外の脱毛要因として、血行不良や不規則な生活も考えられます。
AGAは男性ホルモンが関係しているものとして知られています。
体内で生成される男性ホルモンの一種であるテストステロンが、5-αリダクターゼという酵素の影響を受けてジヒドロテストステロン(DHT)というより強力なホルモンに変化するそうです。
これに髪の細胞が反応することで髪の成長が止まり、薄毛が起こるのです。
細胞の働きを活性化させるために必要な栄養を運ぶ血液の流れが良くないと、十分な栄養が行き届かなくなります。
それは頭部も同じで、特に体の末端である頭部の場合、栄養が届くのは後回しになってしまいます。
さらに前頭部はこりによってより血行不良を引き起こしやすい部分とされているので、普段から血行を促すよう心がけてみてください。
偏った食事や夜更かしなど、生活が不規則な方も多いのではないでしょうか。
髪を育てるのに必要な栄養素は「タンパク質」「ミネラル」「亜鉛」などが挙げられ、これらをバランスよく摂ることが求められます。
脂っこい食事やコンビニ弁当、ファストフードなど、加工度合が多い食事をしているとこれらの栄養素が不足し、髪に栄養が届かず、前髪が後退してしまいます。
また、髪を作る成長ホルモンは、深夜の寝ている間に分泌されると言われており、夜更かしは髪にも体にもよくありません。
バランスの良い食事と睡眠を心がけるようにしてみてください
2.髪の毛が後退しはじめた時の具体的な対処法
では、対策法をいくつかご紹介していきます。
(1)育毛剤
自宅でできる対策法としてまず挙げられるのが育毛剤です。
育毛剤には頭皮の血行を良くする成分や、脱毛物質ジヒドロテストステロン(DHT)を抑える成分、髪の毛の栄養となる成分などが含まれているものが多いため、生え際後退を食い止めるのに効果的と言われています。
育毛剤【毛髪診断士監修 医薬部外品】EVERSKIN ヘアトニック スカルプトニック メンズ 養毛 促進 抜け毛 薄毛予防 頭皮 増毛ケア用品 対策 男性用 150ml 日本製
(2)増毛法
生え際の後退を素早く対処したいという方には、増毛法をおすすめします。
増毛法には、結毛式増毛法と接着式増毛法があり、それぞれ特徴が異なります。
(3)植毛
生え際の後退を根本的に治したいという方には、植毛をおすすめです。
植毛とは、頭皮に毛髪を植え込む施術法で、人工毛植毛と自毛植毛の2種類に分けられるそうです。
(4)病院での治療
育毛剤では効果が見られないし、増毛法や植毛は抵抗がある、という方には病院による治療をおすすめですね。
薄毛の治療は皮膚科、内科、美容皮膚科の分野になりますが、どこでも薄毛治療や診断を行っているとは限りません。
病院での治療を希望する場合には事前に調べる必要があります。
時間と費用が掛かっても、薄毛の根本的な治療を望まれる方は病院での治療がおすすめです。
対策や治療の特徴を見て、自分に合いそうな方法を選んでください。
増毛について詳しく知りたい、という方は専門家に相談してみましょう。