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【男の美容】薄毛や生え際の後退を防いで、男のコンプレックスを解消!

様々な真偽不明の効果や論説など、薄毛や生え際の後退に関しては、特に男性の場合は巷に話題が溢れていますよね。

ですが、実際のところはどうなんでしょうか?

今回は、薄毛や生え際の後退を未然に防ぐことは可能かどうかを、一緒に検証してみたいと思います。

 

目次

1.なぜ薄毛になってしまう?

最近になって、日本国内の医療機関が、男性特有の加齢による、薄毛になるメカニズムを初めて解明して話題になりました。

国立大学である、東京医科歯科大学のプレスリリースでは、難治疾患研究所所属の西村 栄美教授他、研究グループの成果として伝えています。

 

それによれば、加齢により毛包幹細胞にダメージが蓄積し、幹細胞維持に必要なタンパク質の分解が起こり、毛包幹細胞が表皮角化細胞へと分化します。

わかりやすく言えば、加齢に伴う頭皮の老化により、本来であれば元気に発毛する毛根細胞の活力が消え、皮膚と同じ組織となってフケ・垢などとして、体から落ちていくということです。

 

表皮と同化してしまい、いずれは毛包が小さくなり、そのまま組織が、いわば”垢”として脱落してしまうというのがポイントで、薄毛の問題は頭皮の老化現象であると結論付けた結果となったわけです。

老化にともなって、毛根細胞も”退化”する場合も起こりうるってことでしょうか。

 

研究は、マウスを使って行われたそうですが、老化の解明はかなり難しいとされてきました。

それを明らかにしようと研究を続けた結果、毛根細胞のある皮膚の老化が、最も目に見えて人の頭皮の加齢変化と似ているということがわかったようですね。

 

興味のある方は、現在でも大学のホームページ上に掲載されていますので、ご覧になると良いかも知れません。

 

それにしても、歳を重ねてもフサフサの人がいるのに、薄毛や生え際が危うい男性がいるという、この差は一体どうしてなんでしょうか?

 

2.育毛剤って本当に効くの?効かないの?

先程の素朴な疑問、『人によって薄毛や生え際の後退には差がある』という部分、その答えを示すのが、実はこの育毛剤の医学的な効果という感じになります。

 

どういうことかといえば、ドラッグストア等で市販される育毛剤の多くは、ミノキシジルなど、特定の薬剤が必ずと言っていいほど配合されています。

こうした薬剤は、元々発毛のために開発されたものではありません。元々は、循環器系の病気などに処方される薬剤です。

 

その病気とは、糖尿病や成人の生活習慣から起こる慢性疾患などから、狭心症や高血圧など、男女関係なく、いわばよくある”成人病・生活習慣病”と呼ばれる病気のことですね。

 

その治療に使われる血管拡張剤と呼ばれる、コレステロールなどで詰まった血管を広げ、血流を増やす効果を狙ったものが、ミノキシジルでした。

発毛剤にこれが配合される理由は、これら成人病・生活習慣病の患者の中で、投与後、頭皮の発毛に変化があったことから、話題となったものです。

 

脱毛症を回復させる効果という感じですが、具体的には『全身の血流を増やす』という、薬剤の作用から『副作用』を応用したと呼べるものです。

1980年代に、アメリカの現在、ファイザー社という製薬メーカーが2%のミノキシジル外用溶液を発売したのが始まりですね。

 

したがって、本来、こういった病気でもない男性が、直接このミノキシジルなどの薬剤投与を繰り返したからといっても、初めに説明した頭皮の老化を食い止めるものではなく、あくまで今残っている毛根細胞の活性化に一定の期待をよせるもの、そのように捉えた方が良さそうですね。

 

3.回復できる!薄毛と生え際の後退とは?

さて、すでに説明したように、毛根細胞は加齢で頭皮の老化が進めば、やがて退化して毛根が消えてしまうことを説明しましたよね。

 

薄毛と生え際の後退が、女性よりも男性に起こりやすいのは、一方で男女の体の仕組みの違いによります。

 

一般的に、人の特徴である性別の違いは、年齢が若ければ若いほど顕著に違いが見られます。

男性は成人するに従い、筋肉質でゴツゴツした感じになり、女性は丸みを帯びて、どちらも見た目から、はっきりと性別が別れます。

 

この違いは、性ホルモンの分泌の違いも関係しており、男性特有の体を作るホルモンは、テストステロンと呼ばれています。

これは実際、性同一性障害の一部治療、というか、一種の”審美治療”ですが、投薬により女性が男性化するためにも投与される場合がありますね。

 

こうしたホルモンが増えて薄毛や生え際の後退が起こるのではなく、このテストステロン以外のホルモンバランスの変化で起こるのが、薄毛や生え際の後退の要因と言われています。

この変化を起こすのが、”老化”なんですね。

 

具体的には、頭皮も皮膚ですので、偏食とか過食などの栄養不良や内蔵への負担、それによる疲労回復の遅れの慢性化とか、紫外線や肥満などの影響などが考えられます。

 

そういえば、私にも見に覚えがありますが、決して肥満ではないけれども、お腹が最近ぽっこりしてきた、そういった場合に、不思議と”老い”を感じる場合がありますよね。

ひとことで言えばつまりは『不摂生』というわけですが、睡眠不足、それによる深夜までの行動、食べすぎ、飲みすぎというのは、私にとっても記憶に新しいですね。

 

4.発毛に最も重要なことは?

いい加減、話を薄毛と生え際の後退について、いかに防ぐか?回復させるか?の話題に移りましょう。

まず発毛とは、これまで説明した通り”頭皮の老化を未然に遅らせる”ことに尽きるといえそうです。

 

すでに後退して、あるいはかなり薄毛が進行して、うぶ毛ギリギリとなってしまった場合は、薬剤や発毛剤で、多少の食い止めは出来そうですが、問題は進行を止めることが最優先ですよね。

 

この肌の老化は、2つの要因が最も強く悪影響を与えることが判明しています。

 

・睡眠不足

・栄養不良

 

1つ目の睡眠不足は、なんとなく理解できそうですが、『栄養不良』については、ちょっと詳しい解説が必要ですね。

これは、ちゃんと食べているかどうかではなく、”しっかり栄養が皮膚まで行き届いているか?”が問題です。

 

かなり一日三食、バランスよく食べている自覚がある人でも、その栄養がきちんと内蔵によって消化が正常で、排泄も正常、さらに休息が充分取れているかは、また別の話です。

 

後述しますが、発毛に関して重要なのは、一見すると当たり前の、睡眠、休息、消化と排泄のバランスであるのです。

そもそも身体的に、血流や血圧、内臓脂肪による消化不良とか、そういった問題を抱えている場合、バランス良い食事をしたところで、健康的とは言えないのは言うまでもないでしょう。

 

5.髪の発育に最も悪い事は?

発毛の回復、薄毛や生え際の後退を未然に防いだりするためには、『睡眠、休息、消化と排泄のバランス』が重要であり、特に内蔵に負担がかかっている体型や、生活習慣は防ぐ必要があります。

 

・偏食や過食(好きなものばかり食べる)

・単食の食生活(おかず1品でご飯を山盛り食べる)

 

こうした感じの人は、一日の献立を見直して、一度紙に書いて並べてみると、その料理の食材、あるいはメニューを見れば、案外、カンタンに把握できます。

 

この2つの傾向は、内蔵肥満に直接関係するもので、特に単食の食生活、おかずの種類がいつも似ているものばかりで、繰り返し煮物や焼き魚や肉でも特定の調理を好む場合などは、内蔵肥満になりやすいものです。

 

この内臓周辺の脂肪により、消化器官が圧迫され、便秘など排泄に問題を抱える場合があります。

消化に時間がかかる割に、いつも重い体重を支えるために、空腹も極端になりますから、自然と過食になりやすいのですね。

 

ちなみですが、消化不良で便秘気味、あるいは内臓脂肪で膀胱が圧迫されて頻尿、あるいはちょっとした運動ですぐ疲れるなどは、休息も充分にとれません。

髪にとって最も良くないのは、睡眠が不健全になる生活になっていくことです。

 

これは老化を早めることにもつながります。

 

6.薄毛・生え際の後退を防ぐには、”夜”が大切!

実は私、前述の『偏食や過食』、『単食の食生活』をしていた時期があり、その頃はかなり髪が変化して、固くなり、抜け毛も多かったことを記憶しています。

 

睡眠時間も短く、また朝の目覚めもスッキリしないのは、こうした食生活が大きく影響していたからでしょう。

また、深夜残業とか、親と同じ様にいつまでもテレビに食い入るような、自宅でお菓子をたべながらの生活習慣も多分にありました。

 

発毛の多くは、睡眠中に活性化するそうで、代謝もほとんどが深夜に体内で起こっているそうです。

従い、まずこの睡眠時間を正常に戻すために、”消化に使う時間”として、過剰な夜遊びとか、深夜帯の生活習慣と食生活の見直しこそが、いまでは、薄毛・生え際の後退を防ぐ、最良の方法ではないかと思っています。

 

まとめ

今回は、非常に長い内容となってしまいましたが、薄毛や生え際の後退は、一部、たしかに遺伝的要素は否定できませんが、それを加速させるのが、現代人の生活スタイルだと、私は言いたいです。

 

髪を大切にしようとすればするほど、睡眠や食事に気を使うようになります。今回の記事で、多くの男性にご理解頂ければ幸いですね。


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