2021年7月23日から、待ちに待った東京オリンピックが開催されます。
無観客での開催とされる中、注目されているのがブルーインパルスです。
オリンピック開会式が行なわれる7月23日と、パラリンピック開会式が行なわれる8月24日に、都内上空で展示飛行を実施される予定です。
今回も、五輪の輪が描かれるとのことで、ぜひ見てみたいと思われているかと思います。
ただ、何時に飛ぶのか?どのような飛行ルートなのか?知りたいと思いますので、情報をまとめてみました。
目次
ブルーインパルスは何時に飛ぶ?
東京2020オリンピック・パラリンピックで、ブルーインパルスが何時に飛ぶのかはまだ発表されていません。
2020年5月29日に、新型コロナウイルスに対応する医療従事者に向けて感謝を伝える飛行が行われましたが、人の密集を避けるために飛行場所や時間の詳細発表はないまま実施されました。
人の密集を避けるために、今回は、詳細な時間帯の発表は直前に公表する見通しとのことです。
開会式が夜間に行われるため、当日の昼間に飛行するとみられています。
分かっている情報としては、「7月23日に聖火が国立競技場に到着したタイミングで、ブルーインパルスが五輪の輪を描く」ということです。
2021年大会の飛行時間(予想)
当日の飛行時間については、航空自衛隊の公式Twitterから当日に発表されます。
明日(7/22)、 #ブルーインパルス による #東京2020 #オリンピック 開会日における予行は、実施しません。
開会日の展示飛行の時間帯については、当日空自SNSにてお知らせします。#空は繋がってます #Tokyo2020#共に前へ #Gotogether #笑顔 #がんばれニッポン #ドルフィンキーパーズ pic.twitter.com/PegiVPb5cB— 防衛省 航空自衛隊 (@JASDF_PAO) July 21, 2021
完全に予想となってしまいますが、五輪の輪を描く時間帯としては、12:30〜13:00の間が有力かと思われます。
分かっている情報としては、「7月23日に聖火が国立競技場に到着したタイミングで、ブルーインパルスが五輪の輪を描く」ということと先ほどお伝えしました。
既に発表されている、2021年7月23日の聖火ランナーのスケジュールを確認してみます。
市区町村名 | 出発地 | 出発予定時刻 | 到着地 | 到着予定時刻 |
新宿区 | 都庁北側ビル前広場 | 10:15 | 富久町西交差点 | 11:05 |
新宿区 | かくれんぼ横丁入口(神楽坂仲通り) | 11:15 | 毘沙門天善國寺 | 11:21 |
新宿区 | NTT四谷ビル前 | 11:35 | 東京都庁 都民広場 | 12:34 |
東京都庁 都民広場に12:34に到着します。
都民広場が、聖火リレー都内最終到着地とされています。
ただ、ブルーインパルスが五輪の輪を描くのは「国立競技場に聖火が到着したタイミング」とありますが、都民広場からさらに車(7分程度)か人力(歩きで40分、自転車で15分程度)で国立競技場まで移動するのかは不明です。
もしかしたら、都民広場に到着した時点で、五輪の輪が描かれるかもしれません。
そのため、12:30〜13:00の間が有力ではないかと予想します。
1964年大会の飛行時間
前回の、1964年に開催された東京オリンピックで披露された際は、「国立競技場に聖火が点火されハトが飛び立った後の午後3時10分20秒から、5色の煙を吐き出した」とのことです。
1964年大会のスケジュールを振り返ってみましょう。
【1964年大会の開会式スケジュール】
■13:30 開式準備
■13:45 天皇陛下奉迎
■13:50 各国旗一斉掲揚
■13:58 天皇陛下、式場にご臨場
■13:59 日本国歌演奏
■14:00 選手団入場行進開始
■14:45 選手団整列完了
■14:45:30 OOC会長挨拶
■14:48:30 IOC会長歓迎の辞
■14:52 開会宣言
■14:53:30 オリンピック旗掲揚
■14:58 オリンピックの旗の引きつぎ
■15:01 祝砲
■15:03 聖火入場と点火
■15:08 選手宣誓
■15:09 放鳩
■15:11 日本国歌斉唱
■15:13 航空自衛隊のジェット機が競技場の上空に五輪を描く
※15:10:20から煙を吐き出したとのことで、スケジュールとズレがありますが、描き終わるまでに時間が掛かるためかと思われます。
■15:17 天皇陛下ご退場
■15:18 選手退場
■15:43 退場完了
開会式の終盤でブルーインパルスが飛んだことが分かりますね。
一方で、2020大会のスケジュールはこちらになります。
【2020年大会の開会式スケジュール】
■20:00 開始
■23:00 終了
詳細は不明となっていますが、開会式は夜間に予定されているため、当日の昼間に飛行するという見立てが有力かと思われます。
↓本番に向けて、練習が繰り返し行われています。
ブルーインパルスの飛行ルートは?
ブルーインパルスの飛行ルートは発表されています。
以下の内容は、2021年7月23日の内容です。(パラリンピック開会式の8月24日は不明です)
#ブルーインパルス は、#東京2020 #オリンピック 競技大会開会日となる7/23(金)、東京都内を中心に編隊による展示飛行を行います。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止にご協力ください。#航空自衛隊 #JASDF #空は繋がっている #Tokyo2020 pic.twitter.com/VOoQA77KZR— 防衛省 航空自衛隊 (@JASDF_PAO) July 15, 2021
引用元:Twitter 防衛省 航空自衛隊
練馬から出発し、国立競技場で五輪の輪を描いてから品川方面へ行くのか、国立競技場を一度通過して戻ってきてから五輪の輪を描くのかは分かりません。
当日の楽しみということになるのか、また最新情報が発表されたら随時更新していきたいと思います。
ブルーインパルスの豆知識
よく勘違いされそうですが、ブルーインパルスは、戦闘機として使われている訳ではありません。
航空自衛隊の存在をより多くの人々に知ってもらうための、いわゆる広報の役割を果たしています。
正式名称は”航空自衛隊戦技研究班”で、ブルーインパルスは愛称です。
航空自衛隊の航空祭や国民的な行事等で、華麗なアクロバット飛行(展示飛行)を披露する精鋭部隊が、ブルーインパルスです。
本来は、戦闘機の戦術機動を研究する目的で編成されたチームです。
ブルーインパルスで編み出された戦術機動がフィードバックされ、飛行教導群の技量向上に役立たされています。
まとめ
・ブルーインパルスの飛行時間は詳細不明(おそらく昼間)
・密を避けるために、直前で正式な時間帯は発表される予定
・7月23日に聖火が国立競技場に到着したタイミングで、ブルーインパルスが五輪の輪を描く
・2020オリンピックの飛行ルートは発表済み(パラリンピックのルートは不明)
無観客での開催となるため、自由に見れるブルーインパルスだけでも見たい、と思われている方も大勢いらっしゃるかと思います。
見たい気持ちは分かりますが、なるべく密を避けて、周りの人の迷惑を掛けないように注意しながら見るようにしましょう。^^