世界遺産の「リドー運河」ですが、実はあまり馴染みがない方も多いのではないでしょうか。
よく知る運河といえば、パナマ運河やスエズ運河(最近ニュースになりましたね...)かと思います。
リドー運河はカナダ東部に位置しています。
北米最古の運河として誕生し、現在も利用されています。
とても素敵な街並みに沿って流れる運河で、人々に愛され続けています。
そんなリドー運河への行き方、治安情報をまとめました。
目次
1.リドー運河とは
リドー運河は、カナダ東部の首都オタワとオンタリオ湖畔の古都キングストンを結ぶ運河です。
全長約202kmと長い運河で、47箇所の水門があります。
パナマ運河が約80km、スエズ運河で約193kmですので、その長さがいかに凄いかが分かりますね。
※世界最長の運河は、中国の京杭大運河(けいこうだいうんが)で、なんと全長1,794kmもあります。
↓リドー運河の場所はこちらです。
2007年に世界遺産(文化遺産)登録されました。
運河は190年ほど前(1832年開通)に、アメリカ軍の軍事力の脅威に備えて作られました。
人工的に作られたのは202kmのうち、わずか19kmですが、当時の最新技術が施されており、現在もその技術で運行されています。
船舶が通過できるように、ロック(閘門(こうもん))が設けられており、オタワ付近の8段ロックでは、最大で25mの高低差があります。
19世紀の歴史をそのまま感じれる、貴重な運河となっています。
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クルーズ船での周遊もオススメです。
1時間30分で3,000円程度から楽しめるので、船の上から運河を眺めるのも良いですね♪
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また、冬場になると運河が凍り、スケートリンクに変わります。
※冬の時期は日本と同じく、12月~2月の間が冷え込みが激しくなり、長ければ3〜4月まで寒さが続く場合もあります。
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その長さ、なんと7.8km!
スケートすること自体は無料です。
運河沿いに、スケート靴のレンタルをしているお店があるので、観光客でも手ぶらで楽しめます♪(スケート靴は有料)
オタワ下流あたりですので、おそらく↓の赤線あたりがスケートリンクになるかと思われます。(ちょっと違っていたらスミマセン!)
2.日本からリドー運河への行き方
日本からオタワ付近のリドー運河への行き方をご紹介します。
日本からオタワへ、直行便はありません。
日本からトロントへは直行便がありますので、国内線でオタワへ乗り継ぐ必要があります。
【行き方】
日本・成田空港or羽田空港から、トロント・ピアソン国際空港への直行便で移動(約12時間)
→ピアソン国際空港から、オタワ・マクドナルド カルティエ国際空港まで国内線で移動(約1時間)
→マクドナルド カルティエ国際空港から、リドー運河まで車で移動(約10分)
となっています。
飛行機の乗り換え(transfer)はさほど難しくなく、オタワに着いてからもすぐですね。
初めて海外旅行に行く方にとっては、戸惑ってしまうかもしれませんが、案内板をみて間違えないように歩けば大丈夫です。
心配な方は、初めてはツアーなどで行くのもオススメです。
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3.リドー運河周辺の治安
オタワの治安はかなり良いです。
カナダの中でも特段良いらしく、日本と同じような感覚(エリアによるかと思います)で生活も可能とのことです。
ただ、夕方以降は浮浪者も多いため、注意が必要です。
特にダウンタウンは犯罪が多く発生しているみたいです。
※オタワ市の犯罪発生は、日本の約3.5倍高めの水準です。
安心といっても海外です。自分の身は自分で守りましょう!
特に、女性1人の場合相手もとっつきやすいと感じるため、注意が必要です。
https://yfumilog.com/2019/10/27/%e3%80%90%e3%82%a4%e3%82%bf%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%bb%e3%83%ad%e3%83%bc%e3%83%9e%e7%b7%a8%e3%80%91%e6%b5%b7%e5%a4%96%e6%97%85%e8%a1%8c%e3%81%a7%e5%a4%b1%e6%95%97%e8%ab%87%e3%81%8b%e3%82%89%e5%ad%a6/
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
コロナウイルスの影響が続く今、リドー運河にはまだ行けそうにありませんが、明けた後の楽しみとして計画を立てておくのも良いですね!
歴史をゆったりと感じられる素敵な場所です。
ぜひ、あなたの行きたい所リストに追加されてみてはいかがでしょうか。^^