美容への関心は、もはや女性だけではなく男性にも広がっています。様々な美容用品に「メンズ」のフレーズが使われています。
昔は上野形成クリニックやサッカーの王様ペレが出演していたED治療、薄毛予防のアデランスと、男性向けとはっきり分かる広告から脱毛、ダイエット、ヘアケア、スキンケアまで幅広く謳われていますね。
その中で今回取り上げるテーマは、女性にモテる「鼻を高くする方法」です。
確かに鼻は顔の中で比較的大きなパーツなので目と共に、容姿に占める割合が大きいです。
ただ、鼻筋が通った端正な顔立ちに憧れるというのはわかりますが、実際、そんな事が可能なのでしょうか?
それでは色々と調べてみましょう。
目次
1.セルフケアで鼻を高くする事は可能?
鼻の高さにも色々種類があります。
鼻の高さで分類すると、ギリシャ鼻、ローマ鼻などが上げられます。
ローマ鼻は横から見て目頭の所が窪み、そこからワシ鼻にのように曲線ではなくまっすぐ高い鼻頭と繋がる鼻です。
鼻筋が通るという言葉が当てはまります。
ギリシャ鼻は、目頭の窪みが無く、眉間のあたりから高い鼻へと繋がっていきます。
古代ギリシャの彫刻に見られる、力強い鼻です。
これに対して日本人に多い小さい鼻を区分します。
まず豚鼻は、鼻頭が短いため、正面から見ると鼻の穴が見える鼻です。
そして団子鼻は、鼻尖と小鼻が丸く膨らんでいて、横からみて鼻尖が丸くなっています。
日本人の大多数がこの鼻、もしくは小さな鼻の持ち主だそうです。
大多数が高い鼻の持ち主ではないのであれば、当然高い鼻にあこがれる人もそれだけ増えているという事になります。
日本人の鼻が低いのは民族的、遺伝的な要素が大きい模様。
ギリシャ人の男性の平均身長は177.2cmと日本人よりも6cm程大きいのです。
身長が変われば骨格も変わってきますよね。
イタリアはローマ帝国の系統をもち、スペインと並んで「顔が濃い」と日本でいわれる顔立ちが特徴です。
日本で顔が濃い人はハーフと間違われますが、ハーフと聞くとヨーロッパの国を浮かべる人が多いのではないでしょうか。
それと、鼻骨の下に大鼻翼軟骨という軟骨部分があります。
ここは鼻中隔軟骨を挟んで左右にあるのですが、これが外側に広がっているというのが一つ目の原因です。
高い鼻の持ち主はこの軟骨が中央にあります。
低い鼻の人との差は、この軟骨の広がり具合にあるそうです。
そしてもう一つの原因が、子鼻や鼻尖に脂肪が多く皮膚も分厚いという事が上げられます。
という事は、鼻の軟骨を中央によせて、鼻周りの余計な脂肪を落とせば、セルフケアで鼻を高くすることが出来そうです。
鼻にメスを入れなくても、何とかできると希望の光が見えてきました!
それでは、具体的にはどんなセルフケアがあるのか、鼻を高くするマッサージにはどんなものがあるのかを探ってみましょう。
2.高い鼻は毎日の小さな努力が肝心
それでは実際にセルフケアをやっていきましょう。
マッサージをやる前に、顔と手はしっかり洗って清潔な状態にしておきましょう。
①鼻骨に対するマッサージ
硬い鼻骨と、軟骨の間に指の腹で触ると継ぎ目が見つかります。
鼻骨は眉間から鼻の真ん中まであるかなり固い骨。
軟骨との隙間みたいな所を、両指(何指でも良い)で押さえ、前と上にグッグッと押し上げるようにします。
これを1日5分、1ヶ月位継続していく少しずつ変わっていきますよ。
②脂肪に対するマッサージ
鼻の周りの脂肪や老廃物に働きかけます。
鼻が脂肪などに引っ張られて結果鼻が低くなるので、それを落としていきます。
通常唇以外の筋肉は使わないので、脂肪がたまりやすいんですね。
まずは上唇を指で軽く押さえて、円を描くようにほぐします。
目頭を片指で押さえ、頭の上のほうに向けて抑えます。
そしてもう片方の指で、先ほどの鼻骨との隙間を摘み、そのまま真下に引っ張ります。30秒ほどを1セット×2回。
およそ2ヶ月くらいで少しずつ変化してきます。
その後、小鼻を指で(人差し指がやりやすい)押し、そのままグイグイほぐしていきます。
エステみたいに脂肪を動かして落とすようなイメージで、30回を3セット。
このマッサージは5分位を3ヶ月位続けないといけません。
たった5分間ですが、地道に続けていきましょう。
③ツボ押しマッサージ
「印堂」というツボが、眉間にあります。このツボは鼻の周りの筋肉を引き締める効果があるので、マッサージ後に行いましょう。
印堂を指で気持ちよい程度の力で押し、30秒ほど押したら髪の生え際まで指を動かします。
④顔痩せマッサージ
顔の脂肪を落とす事で、相対的に鼻が高くなる事があります。
まず、頬に空気を貯め、そのまま10秒間キープします。
今度は空気を抜き、頬がこけるようにしてまた10秒キープ。
これも10秒×3セットを継続していきましょう。
こちらの動画も参考になるので、よかったら見てみるといいかもしれません。
まとめ
いかがでしたか?
いずれのマッサージも非常に簡単ですが、とにかく継続する事が大切です。
通勤途中、お風呂に入っている時、テレビを見ているときなどちょっとした時間ですっきり高い鼻が手に入ると思い、根気強く継続していきましょう。