多くの人が悩むことの多い二の腕のポッチャリ感。そんな悩みを持つ人のために、今日は二の腕がポッチャリしやすい理由からその解決方法まで、詳しく解説します。
目次
1.そもそもどうして二の腕はポッチャリしやすいの?
「普段からよく動く仕事をしているのに」「運動不足とは感じないのに」そう思っていてもなぜか二の腕だけがポッチャリしてきたかも、と感じたことはありませんか?事実、二の腕は脂肪がつきやすい部分でありその原因はさまざまあります。ここではなぜ二の腕がポッチャリしやすいのか解説していきます。
原因①:筋力が低下する
二の腕は主に上腕三頭筋という筋肉により構成されています。この上腕三頭筋は普段の生活における運動ではほとんど使用されることがありません。これがよく動く仕事をしていて運動不足とは感じないのに二の腕だけがポッチャリする主な理由になります。
そのためこの上腕三頭筋を意識して鍛えないとどんどん筋力が落ちてきてしまうというわけです。
原因②:脂肪の増加
筋力が低下すること以外にも原因があります。それが脂肪の増加です。体重が増加するのに伴って体に脂肪がつくと当然二の腕にも脂肪がつきます。
さらに上腕三頭筋の筋力が低下するのに伴い脂肪がつきやすくなってしまい、悪循環をたどってしまうというわけです。
原因③:姿勢の悪さ
そして最後に姿勢の悪さです。姿勢が悪くなってしまうと猫背のように背中がまがってしまいます。そうすると脂肪がお腹や背中、そして二の腕にもたまりやすくなってしまいます。
たかが姿勢、と思うかもしれませんが日々歪みを積み重ねてしまうと大きな影響となって体に影響してしまいます。
2.二の腕を引き締めるためにはどうしたらいい?
ではそんな上腕三頭筋を鍛え、二の腕を引き締めるためにはどうしたらよいのでしょうか?ここでは上腕三頭筋の役割からその鍛え方まで詳しく解説していきます。
その①:上腕三頭筋の役割
上腕三頭筋の主な役割は肘を伸ばすことです。つまり肘を曲げる時に使われる上腕二頭筋とは相対する筋肉だということを覚えておきましょう。
肘を曲げる運動、つまり物を持ち上げたりする運動が普段の生活の中で多いことは容易に想像できると思います。しかし肘を伸ばす運動と言ったらどうでしょうか?上腕三頭筋が普段の生活でほぼ使われないということがわかると思います。
その②:上腕三頭筋の鍛え方
上腕三頭筋を鍛えるためにはその部位をピンポイントで鍛えることが重要です。
腕立て伏せで体を持ち上げる動きに意識をもっておこなうことや、ダンベルを用いてピンポイントに効果的に行うなどの方法が効率もよくおすすめです。
しかしこのようなトレーニングは「根気もいるし、ズボラな自分には続けられる自信がない」と思う方が多いと思います。そこで次の項目ではそんな人でも続けられるトレーニング方法について解説していきます。
3.毎日続けられる!簡単なトレーニング方法
ではズボラな人でも続けられるトレーニング方法にはどのようなものがあるのでしょうか?ここでは2つ紹介したいと思います。
その①:牛面のポーズ
牛面のポーズとはヨガのポーズの一つで二の腕の引き締めに効果があるとして有名なものです。やり方について順番に説明していきます。
- 膝と膝を中央で重ねクロスさせます。このとき足の側面が床に着くようにします。
- 左右の座骨に均等に体重をかけ、手を上からと下から背中に回し手と手をつかみます。
- この状態で肘を伸ばします。
- これを足、腕ともに左右を入れ替えて繰り返します。
このポーズは二の腕の引き締めだけでなく、冷え性や肩こりにも効果があるので続けるといいことばかりです。
その②:タオルを使ったトレーニング
このトレーニングはストレッチという方が正しいかもしれませんが、効果があることは実証済みで誰でも簡単に続けることができます。
- 膝の真上に足の付け根がくるように体幹を意識し膝立ちになります。
- タオルの端を持ち、息を吐きながら腕を頭の上に伸ばします。
- そのままゆっくり肘を伸ばしたまま体を左右に倒して側面を伸ばします。
- これを左右5回ずつ繰り返します。
このトレーニング方法では体幹も同時に鍛えることができます。それにより太りにくい体質を作ることができ、脂肪が増えにくい体になっていくためかっこいい体になるための好循環にはいることもできます。
4.もう少し鍛えたい!そう思ったあなたへ
ここまでに紹介してきた2つのトレーニング方法を続けていると引き締まった二の腕になれることはもちろん、維持し続けることも可能です。しかしやはり人間誰しもがよりよい体型を目指したくなるものです。
しかし楽な方法だけでは限界があるのも事実です。しかしすこし頑張ってみるだけで引き締まっているだけでなく筋肉もある理想の二の腕になれることも事実です!!
ここでは紹介しきることはできませんが、もしそのように思った方はより負荷をかけたトレーニング方法を試してみることを強くおすすめします。