男性なら、女性からの視線、その考え方に興味のない方はあまりいないでしょう。
巷に多い、独身男性のコンプレックス、実は、そんなにくよくよ悩む必要はないかもしれません。
女性から見た男性という視点を中心に、男性コンプレックスとの付き合い方について解説します。
目次
1.女性が男性を見ている”視点”とは?
男性はあまり気がつくことはありませんが、女性が男性を見る時、非常に鋭い観察眼でいつも見ていることは確かです。
中でも男性の考え方の違いで、一般的な女性は男性に目立った特徴や派手なアピールよりも、全体的な”雰囲気”を重視する傾向があるようです。
・ファッション
奇抜性や派手さよりも、言ってみれば”普通”のファッションを求めることが多いです。
例えば、芸能人のようなトレンドや流行を抑えていても、服だけ目立ってしまうのではなく、その人の体型、雰囲気に似合う感じならオッケーという感じですね。
ダメなのは、男目線で”かっこよさ”をアピールしてくるような、一見すれば男っぽさで、女性が求めるのは並んで一緒に歩いて、2人のファッションがそれほど大きな違いがないという無難なファッションが、案外好まれるというわけですね。
特に指摘しておきたいのが、”重装備”の男性です。
これが最もダメというか、女性から避けられる一番の要因ですね。
黒っぽい服装で、暑いのに厚手の長袖をめくって、地味なズボンはサイズが合っておらず、背中にはやけに大きなリュックを背負っているとか、バックパッカーでもあるまいし、街を重装備で歩く男性に声をかける女性はいないでしょう。
・雰囲気
”清潔感”というのが第一ですが、指や爪が汚いとか、ヒゲなら無精髭が生活臭が漂うとか、白髪や普通の髪型にしても、クシを一度も通したことがないボサボサな感じはNGですね。
髪型に関しては、髪自体に気を配るよりも、キチンと洗髪して綺麗に整えてある程度で、大抵の女性はその評価は普通です。
むしろ、髪を気にしていつも触って、乱れをイチイチ鏡で何度も確認するような男は、”うっとうしい”と嫌う傾向があります。
この点、「そんなの気にしないで堂々として欲しい」という女性ならではの男性への期待があるようです。
・目つき
最も女性から嫌がれるのは、独特の”目線”ですね。
男性の中で気がついてない方が非常に多いのが、何気なく見ているつもりが”ジロジロ”という感じで、しげしげ人の顔を見ることですね。
これは本当に不快に感じるそうです。
実際、私個人の話になりますが、元から体の線が細く、中学校時代から私服だと、時々”変な人”から付きまとわれる日常を経験している私からすると、こういった男性の視線は、実に異様に感じます。
・眼だけこっちをじっと見ている※いかにも見てますって感じ
・こっちが見ると見返す時間が長すぎる
・意味もなく歩道のど真ん中をノシノシ歩く
男性本人は自然な仕草のつもりでしょうが、関心が無いならチラ見にしても、程度問題ですから、2秒以上見つめるのは『変態と同じだ』と考えたほうがいいですね。
そもそも女性もそうですが、道行く男性に「あの人オシャレだなー」と思ったとしても、女性は悟られないように見ているだけですから、明らかに本人にバレるように視線を合わせてくる時点でNGなのです。
自分中心に物事を考えるのはナシですね。
意味なく空いている歩道で、すれ違いざまにど真ん中を歩かれると、女性はむしろ男が近づいていると気味悪いですからね。
余計な男アピールはむしろ大迷惑と考えるようにしましょう。
それとなくスマートに道を譲るのが、女性にモテる男性です。
・態度
一言でいうなら”横柄”ですね。これが最も嫌われます。
誰に対しても丁寧語なら、女性から話しかけても丁寧語で返してくれるだろうと、容易に想像できますよね。
店員やスタッフに対して「こっちはお金を払ってるんだし」という態度もそうですが、もっと悪いのは馴れ馴れしい態度でしょうね。
その時は相手の女性もやんわりと対応してくれますが、その男性が居なくなると途端に「あのオッサンうざいわー」ってなる場合が多いです。
大した用事でもないなら、さっさと用事を済ませてスマートに立ち去りましょう。
・声
必要のない場所で、必要以上に声がでかいというのは、「何アピールなの?」と思われますね。
女性は比較的、周囲の雰囲気にできるだけ合わせようとするため、目立つことばかりが良いことではないのです。
2人一緒でワイワイなら盛り上がって楽しいと感じても、他人を意識しているかのような大声は、タダの迷惑でしょう。
仮にそれがイケメンでも、流石にその男に相談したいと思うわけ無いですよね。
2.男のコンプレックスは単純でわかりやすい
カンタンな話、男性の場合は「髪が薄い」、「背が低い」、「ダサい服」など、ほぼ見た目通りの容姿に関する事が多く、次いで外から見えない心の問題がコンプレックスの大半です。
・女性との付き合いが少ないか、まったくない
・何を話せばよいかわからない
言い換えますと、こういった心のある中で、今まで意中の女性とほとんど話をしたことない人が、突然、女性の眼の前で告白されたら、いくらなんでも突然過ぎますよね。
「髪が薄い」、「背が低い」、「ダサい服」など、男性がすでに持っているコンプレックスは、男性が悩んでいる以上に、最初から女性にはバレバレなんです。
今更、気にしたところで、「だから?」というのが、女性の本音でしょう。
3.男性コンプレックスの勘違いとは?
そもそも”女性慣れしている男”というのは、多くの女性にとって恋愛対象には成りにくいのです。
「誠実」、「一途な性格」等、女性がすきな男性は、シンプルでわかりやすい男たちですね。
それと、いつでも『相談事に気軽に応じてくれる』という部分で、要は”なんでも話しやすいし、なんでも話を聞いてくれる”という、非常に単純な男がいいのです。
女性たちの言う”優しい”とはこの部分に当たります。
それなのに、態度は偉そうで横柄、上から目線、声がでかい、コソコソとチラ見してくる、かと思えば睨むように見つめてくるとか、これでは『コイツ、なんなの?』となります。
実際、私個人も、こういった男性は街中で頻繁に遭遇しますよ。本当に”気持ちが悪い”ですね。
4.ハードルが低い男が実は良い?
こうしてみると、実際、女性のアンケートが気になるところですよね。
マイナビウーマンなどの民間の調査では、サンプル数が少ない点では難があるものの、総じて男性が気にしているコンプレックスが、嫌われる要素になってることはありませんでした。
頭髪、ファッション、身長についても、総じて『人並みに普通なら』という印象が強いですね。
それより重視しているのは”人柄”です。
その意味では、恋愛に限らず、コミュニケーション能力の高さが、女子ウケするかどうかの決め手にはなってるようですね。
まとめ
私自身が男性から、男性のコンプレックスの悩みについて、結構、相談を受ける場合があるのですが、9割は”見た目”に関する事が多く、”内面”についての悩みが案外少ないのが特徴でした。
一応、男性で話が上手な人は、男でも一緒にいて引き込まれて面白いですが、女性も全く同じであるということです。
外見って、巷に言われているほど重要では無いんですね。
今回の内容で、目からウロコの男性もいるんじゃないでしょうか。参考になればうれしいですね。