「え?そんな人いるの?」と思われるかもしれませんが、おでこが狭いことをコンプレックスにしている男性が、意外に世の中にはいるんです。
この克服に、髪型などでなんとか工夫を重ねている場合が多いようですが、今回は、このおでこが狭いコンプレックスに、”朗報”となるような解説にしたいと思います。
目次
1.おでこが狭いと、他人からどう見える?
おでこ、要するに額ですが、ほとんどの男性では、毛髪の関係でおでこは比較的、女性よりも広いのですが、中には他人と比べると狭く見える方がいます。
『面長でおでこ狭いので絶望的。前髪で上手に隠せなくて髪がキマらない』
こういった感じで、ヘアスタイルで悩む場合が多いみたいですね。
かといって、カミソリで剃ってしまうと、毛根周辺は皮膚が白いため、どうしても剃り跡が残り、見た目は変な感じになってしまいます。
それでも、どうにかしたい、このおでこ、というのも、おでこが狭いというのは、見た目に非常に影響を与えるからです。
・子供っぽく見える
・なんとなく表情が暗い、陰湿に見えてしまう
・髪が多くてボサボサに見える
やっぱり、おでこが狭いと眉毛に髪がかかるために、以上のような自分の顔を見ると、成人した割には実年齢より若く見られる場合があります。
そのため、髪を跳ね上げたり、ジェルで固めて髪を立ち上げてみせたりと、ヘアスタイルに苦労するわけですが、これが一般的な、男のおでこが狭いコンプレックスだと言えるでしょう。
2.おでこが狭い男性のヘアスタイルとは?
おでこが狭いからと、前髪を切りすぎると、余計に童顔に拍車をかけることになりますから、こういう場合は、デメリットを逆手にとるのが正解です。
おでこ自体はどうにもなりませんが、額の面積が小さいことは、逆を言えば面長の人でも、顔の眼や鼻、口などのパーツはまとまって見えるわけです。
男性の顔つきで、最も良くないのは、口悪く言えば”バカ面”です。
眉が太いが丸く伸びて、眉と目の間隔が開いて見え、更に口が半開きでポカーンとしているのが常時同じような癖がついている場合などですね。
つまり、おでこが狭い男性は、まずヘアスタイルよりも、眉、口元、目つきなどで、シャープに見える工夫をするべきなのです。おでこはアピールできませんが、顔のパーツは目立つからですね。
3.眉をしっかりお手入れしよう!
肝心なのは、おでこよりも、”顔のパーツ”です。ビシッと引き締まった顔つきには、だらしなく伸びた眉毛は似合いません。
特に眉毛の目尻側が普通に丸く、またシャープでないのは、おでこが狭いと童顔に見えます。
眉毛のお手入れは、小さいハサミが一つあれば充分で、眉尻、つまり先端をキチンと切りそろえておくことですね。カミソリは使わない方が良いでしょう。
美容室ではお願いできませんが、理容室なら刃物が使えますので、注文しておくと良いかもしれません。
4.あまり凝った髪型にしないこと
これも多くのおでこが狭い男性が陥る間違いの一つですが、髪が薄かったり、ハゲていたり、おでこが広い、おでこが狭いと、やけに髪を立ち上げたり、ワイルドに見せたりして工夫するパターンがありますが、全部NGです。
髪型というのは、顔の輪郭で何が似合うか決まります。四角く、やや骨格がしっかりした輪郭を持つ人はロングヘア、ぼんやり優しい顔で輪郭が丸い人はベリーショートが似合います。
童顔では、むしろおとなしい普通のヘアスタイルや、敢えてストレートのショートで前髪パッツリなど、髪に動きが少ない方が似合うのです。
面長の人は、思い切って短髪、かなり短くて頭の形がハッキリわかる方がスッキリ、大人に見えますし、その方がスタイリッシュです。
また、おでこが狭くて、ロングヘアが似合う人はまずいませんね。
5.小物使いが上手になろう!
おでこが狭いと、非常に似合うアイテムがあります。それはメガネ、サングラスですね。
おでこが狭いと、多くの男性は子供っぽくて嫌だと感じても、それは顔のパーツが集中して中央に寄って見えますから、それはメガネ映えがするのです。
例えば、サングラスがものすごく似合う芸能人、俳優では、渡哲也、柴田恭兵、マイケル・ジャクソン、鈴木雅之等、総じておでこは広くありません。
顔のパーツも真ん中に集中しているような顔つきですよね。
特に大きなフレームのサングラスが似合うのは特徴だと思います。サングラスがトレードマークな人は多いですが、サングラスをつけるとガラリと表情が変わる点では、おでこが狭い方が有利というわけです。
6.鏡を見ながら表情を工夫しよう
『おでこが狭いコンプレックス』のある男性は、敢えて名前をあげますが、伊藤淳史さんという俳優を画像で調べて見てみると良いです。
幼少期に、当時大人気だったテレビバラエティ番組に出演し、”チビノリダー”の愛称で人気になった俳優さんです。
この方、今でも幼少期の表情をそのまま残しています。
この俳優さんは、真剣な演技をすると口を尖らせる癖があるのですが、これがチビノリダー時代から一向に変わってないんですね。
そのため、刑事ドラマや様々なドラマに出ても、”大きくなったチビノリダー”という印象が拭えません。
口を力む癖が治らないんですね。彼もおでこは比較的狭い方です。
こういった『表情』に独特の癖がついているのは、どの男性でも同じですが、女性と違って男性はメイクのために鏡を頻繁に見ることがないので、自分の笑顔、自分の怒った顔、真剣な表情をキチンと把握できていないことが多いのです。
例えば、私はおでこが広い方なので、額のシワが太く出るので、敢えて無表情を意識しながら、眉間を力ませない工夫をするようにしています。これには、いつもお風呂や洗顔などで、頻繁に顔の表情を確認する必要があります。
7.男の顔は意識的に作ることが肝心
いつまでも子供のような心を持つことは大切でも、それがデメリットになっては仕方ありません。
これまで解説したように、おでこが狭いと、どうしても童顔によりがちです。
もちろんそれが良いという女性もいますが、本来の自分は、そんな子供っぽくないと思うのなら、おでこや髪型以上に、やっぱり”顔つき”が重要なのです。
そういった意味では、俳優さんの演技もまた参考になるものでしょう。
ちなみですが、おでこが狭い俳優さんでは、故・三國連太郎の息子さん、佐藤浩市さんがいますが、やっぱりこれまで説明してきた顔つきと同じですね。
この方は、笑顔に独特のニヒルな部分がありますが、演技の上手い俳優さんとしては一流ですよね。
おでこの狭いことがコンプレックスの男性には、ちょっと参考にはなるかもしれません。
まとめ
生え際の悩みというのは、今回のおでこが狭いコンプレックスもそうですが、男性には本当に多いですよね。
しかしながら、私は男性は表情でキマるものと思いますし、女性も男性の顔では、髪やおでこではなく、眼と口元をよく見るそうです。
流し目が鋭いとか、シャープで切れ長の眉、締まった一文字の唇など、案外、意外な顔の”パーツ”をよく見ています。
その点を踏まえて、おでこが狭いコンプレックスを持つ男性は、是非、工夫してほしいですね。