「男なのに、手首が細くてカッコ悪い」
「時計のベルトを一番短くしているのに、ゆるゆるで嫌だ」
「手首が細いと頼りなく見えるので、半袖だと恥ずかしく感じる」
「YouTubeで筋トレ動画を見ながら試しているけど、一向に太くなる気配がない」
こんなお悩み、お持ちでないでしょうか?
”手首が細いのがコンプレックス”という方は、意外と多いです。
手首を太くしてたくましく見られたいですし、カッコいいボディを手に入れたいですよね。
”手首が細い”
実はそれ、生まれ持ってのものかもしれません。
今回は、なぜ手首が太くならないのか、理由をまとめてみました。
目次
【理由その1】生まれ持っての骨格の問題
手首が太くならないのは、生まれ持っての骨格の問題が大きいと思われます。
基本的に手首は、大部分が骨と腱でできているため、筋肉と脂肪はほとんどありません。
そのため、手首の太さは骨格によって決まっていると考えて良いでしょう。
つまり、元々骨格が細い人は、必然的に手首も細くなってしまうということです。
骨格は遺伝によるところが大きいため、生まれ持って手首が細いとも言えます。
赤ちゃんの頃は手首が太くまん丸に見えますが、実は手首の部分は間接なので、溝になっています。
成長していくにつれて、骨格に合わせて手首の細さが決まっていきます。
では、骨格を太くすれば良いじゃないか、と思いたいですが、成人してから骨格を太くするということは、ほぼほぼ無理だと思っておいた方が良いでしょう。
【理由その2】脂肪が少ない
手首が太くならない理由として、脂肪が少ないことも考えられます。
手首はもともと脂肪が付きづらいパーツではありますが、少なからず脂肪がある人の方が手首が太い方が多いと思われます。
それゆえ、脂肪が少ない人は手首も細くなりやすいと言えます。
ただ注意したいのが、いくら太ったとしても、大部分が骨と腱でできている手首は太くなりづらいため、思ったような効果は得られにくいと思われます。
また、もしかすると腸内環境の乱れや内臓疲労によって、必要な栄養素を吸収できていない、ということも考えられます。
その場合、規則的な生活リズム、バランス良い食事、適度な運動などなど、改善していく必要もありますね。
もう一つ考えられるのは、”むくんでいない”から、です。
通常、手首は”くびれがある”ものです。
「あの人の手首は何か太くて良いよな〜」と思っているのは、もしかしたら”むくんでいるだけ”かもしれません。
先ほどもお伝えしたように、手首は脂肪や筋肉がつきにくいパーツです。
太く見える要因の多くは、むくんでいることが挙げられます。
手首がむくんでいる人は、静脈やリンパの流れが悪く、水分や老廃物が排出されないがために、皮膚の下に溜まっている可能性があります。
また、病気が原因で、血流や代謝の異常をきたしている可能性もありますので注意が必要です。
【理由その3】マルファン症候群の可能性
手首が太くならない理由として、マルファン症候群の可能性も挙げられます。
難病の一つで、厚生労働省が定める「特定疾患」です。
日本にはわずか10,000〜20,000人しかいないと言われています。
先天性の遺伝子疾患や、突然変異で発生してしまう可能性もあるとされています。
基本的に痩せていて、手足や指が細長いスタイルをしているのが特徴ですが、単純に見た目で判断がつかないとされています。
明らかに人よりも”細すぎる”と感じている場合は、疑った方が良いかもしれません。
マルファン症候群(指定難病167)について
筋トレは意味がない?
手首に筋肉が付きづらいからといって、筋トレに全く意味がない訳ではありません。
手首付近を鍛えて、太くみせることができます。
そのためには「前腕」を鍛えることです。
前腕は、肘から先の部分であり、手首との間の部分です。
手首自体を太くする訳ではないですが、前腕には筋肉が付きやすいため、太くすることで手首も太くなっているように見せることができます。
まとめ
手首が太くならない理由として3つご紹介しました。
・生まれ持っての骨格の問題
・脂肪が少ない
・マルファン症候群の可能性
手首を太くするのは至難の技ですが、前腕を鍛えることで、太く見えるようにできます。
まずは前腕トレーニングにチャレンジして、手首を太く見せることに取り組んでみてはいかがでしょうか。