スーパーやコンビニでお菓子コーナーに立ち寄った時、「そういえばクッキーとビスケットの違いって何なん？」って思ったことないですか？
気になって調べ始めると、サブレやクラッカーとの違いもみなさん疑問に思っているようでした。
この記事ではクッキー、ビスケット、サブレ、クラッカーの違いについて解説しますので、疑問を解消してください。
ちょっとしたランチやティータイム、小休憩の小ネタとして、ぜひ活用してみてください♩
目次
クッキーとビスケットの違いとは？
ビスケットとクッキーの違いはどうして生じたのでしょうか？ サブレとは？ クラッカーとは？
実は、クッキーとビスケットは食べ物として大きな違いはありませんが、誤解を防ぐために全国ビスケット協会が規格を定めています。
ビスケット
- 小麦粉、牛乳、バター、ショートニング、砂糖を使ってオーブンで焼いたお菓子の総称
クッキー
- ビスケットの中で糖分や脂肪分が40％以上のもの
- 手作り風の外観を持つもの
ビスケットは小麦粉や牛乳などを使った焼き菓子の総称で、クッキーもその一種です。
しかし、クッキーは糖分と脂肪分が多く、カロリーや糖質が高めです。
ほとんどのメーカーが全国ビスケット協会に加盟し、規格に従って商品を製造販売しているため、名称だけでカロリーと糖質の高低が分かります。
ビスケットとクッキーのカロリーの違いは？
カロリーを比較してみましょう。
- ビスケット（100g当り）361kcal
- クッキー（100g当り）427kcal
クッキーはビスケットに比べて4割以上の糖分と脂肪分が含まれているため、ビスケットよりもカロリーが高いです。味もクッキーはリッチで、ビスケットはあっさりしています。
ビスケットとクッキーの違いはなぜ生じた？
ビスケットとクッキーの違いは歴史的背景に由来しています。
日本では元々、イギリスで焼き菓子の総称として使われていた「ビスケット」が親しまれていました。
しかし、第二次世界大戦後、アメリカの「クッキー」が日本に広まりました。そ
の結果、ビスケットは安価、クッキーは高価というイメージが定着し、全国ビスケット協会が規格を設けました。
サブレとは？
サブレはフランス・ノルマンディー地方発祥の焼き菓子で、日本の基準ではビスケットの一種です。
バターなどの油脂や砂糖が多く、サクサクとした食感が特徴です。
クラッカーとは？
クラッカーもビスケットの一種で、薄い塩味のものを指します。
イースト菌で発酵させた生地に穴を開けて焼くため、通常のビスケットとは製法が異なります。
クラッカーはパン職人ジョン・ピアスンによって作られたため、パン生地を使用しています。
ビスケットをおいしく楽しもう！
クッキー、ビスケット、サブレ、クラッカーは全てビスケットの仲間です。
サブレはフランスの焼き菓子、クラッカーは薄い塩味のビスケットです。
日本ではイギリス英語の「ビスケット」が使われていましたが、アメリカ文化の影響で「クッキー」が広まりました。クッキーは高級、ビスケットは安価というイメージが定着し、規格が作られました。
クッキーとビスケットの違いは油脂分と糖分の差なので、食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。
