ちょっと早いですが、いよいよ夏の甲子園に向けて、情報が飛び交ってくる頃でしょう。
今まさに、球児たちは熱を入れて練習に取り組んでいることでしょう。
やはり気になるのは、「今年の甲子園は球場で観れるのか?」ですよね。
昨夏は無観客での交流試合、今年のセンバツは上限1万人での観客動員、と高校野球ファンからしてみたら、行きたい気持ちでフラストレーションが溜まっているのではないでしょうか。
今回は、2021年の「夏の甲子園」&「全国の地方大会」の観客について、無観客なのか、上限ありなのか、の情報をまとめてみました。
目次
1.夏の甲子園2021は無観客?上限あり?
夏の甲子園2021は、無観客での開催が決定しました。
残念ではありますが、致し方ないですね。
甲子園球場に入場できるのは、在校生とその保護者、学校関係者と主催者が許可した関係者に限られるとのことです。
一般の方が入ることはできません。
今年のセンバツは上限1万人での観客動員があっただけに、行きたかった気持ちも強い方も多かったかもしれませんが、人の移動を伴う感染リスクをなくすために、やむなく厳しい措置が取られることとなりました。
現状、2021年5月23日時点では、どのようになるか決定していません。
今後、5月下旬〜6月上旬の間で運営委員会が開催され、観客上限を決定するとのことですので、おそらく無観客での実施とはならなそうです。
2021年の選抜大会も、上限1万人で実施をしているので、同等の人数で開催か、もしくは、数千人規模の引き上げでの実施が濃厚ではないかと推測します。
ここで最新情報(2021年6月2日)です。
観客制限をつけて行う方針を固めました。
高野連=日本高校野球連盟などは、ことし夏の全国高校野球の臨時運営委員会を行い、センバツ大会に続いてアルプススタンドの観客を学校関係者のみとするなどの感染対策をとることを決めました。
引用元:NHK NEWS WEB 夏の甲子園も観客制限 アルプススタンドは学校関係者のみに(2021年06月02日 20時45分)
アルプススタンドは出場校の学校関係者のみになる予定です。
また、センバツ大会で禁止となったブラスバンドでの応援については地方大会で、都道府県連盟が可能と判断した場合にかぎり、演奏する生徒を50人以内として認め、どのような影響が出るか確認したうえで判断するとしました。
引用元:NHK NEWS WEB 夏の甲子園も観客制限 アルプススタンドは学校関係者のみに(2021年06月02日 20時45分)
選抜大会では禁止でしたが、夏の風物詩でもあるブラスバンドは、地方大会の影響を鑑みるとのことです。
甲子園で演奏することを夢見て、吹奏楽部に入部した方も多いかと思うので、ぜひ演奏できるようになるといいですね。
2021年の選抜大会の料金はこちらです。 【入場料】
夏の甲子園も、同等の料金になるかと思われます。
チケット発売はいつから?
無観客か上限ありかもまだ確定していないため上限人数が確定していないため、チケットの発売日も未定です。
おそらく、入場が可能となっても上限が設定される見込みが高いため、前売り指定席券のみで、当日販売はないと思っていた方がいいでしょう。
センバツ大会では2021年3月19日(金)〜開催に対して、発売日は2021年3月8日(月)10:00〜(11日前)でした。
また、2019年の夏の甲子園では、2019年8月6日(火)〜開催に対して、前売り単日券は7月23日(火)10:00〜(14日前)発売されていました。
それを単純に夏の甲子園に当てはめてみると、
開催日:2021年8月9日(月)
↓
チケット発売開始日:2021年7月26日(月)〜29日(木)10:00からあたりが濃厚 ではないでしょうか。
チケットはどこで買えるか?
2021年のセンバツ大会とあまり変わらない流れと推測すると、WEBのみでの販売となり、以下が購入先としての候補です。
2.全国の地方大会は無観客?上限あり?
地方大会では観客の動員はどうなのでしょうか。 おそらく、各都道府県ごとに対応が異なることが予想されます。
都道府県 | 観客動員 | 公式サイト |
北海道(北北海道) | 上限5,000人、または各球場の収容人数の50%に制限予定 | 北海道高等学校野球連盟 |
北海道(南北海道) | 上限5,000人、または各球場の収容人数の50%に制限予定 | 北海道高等学校野球連盟 |
青森県 | 各球場で収容可能人数の50%が上限 | 青森県高等学校野球連盟 |
岩手県 | 有観客で検討中(1千人目安) | 岩手県高等学校野球連盟 |
宮城県 | 一般客と保護者の上限は、仙台市民球場と石巻市民球場が計3000人など。各会場の収容人数の約30%で、学校関係者や部員と合わせて50%以内 | 宮城県高等学校野球連盟 |
秋田県 | 1、2回戦は無観客で検討中 | 秋田県高等学校野球連盟 |
山形県 | 有観客で検討中(上限数未定) | 山形県高等学校野球連盟 |
福島県 | いわきグリーンスタジアムとヨーク開成山スタジアムが上限5,000人、白河グリーンスタジアム、あいづ球場、信夫ケ丘球場は上限3,000人 | 福島県高等学校野球連盟 |
茨城県 | 上限5,000人、または各球場の収容人数の50%に制限予定 | 茨城県高等学校野球連盟 |
栃木県 | 学校応援を含めて清原、県営両球場は5,000人、栃木市のとちぎ木の花スタジアムは1,000人を上限 | 栃木県高校野球連盟 |
群馬県 | 有観客で検討中(学校関係者は1チーム400人を上限に、保護者やOB会、一般生徒(吹奏楽部、チアリーダー、応援部含む)も入場可能。吹奏楽部は50人以内とする。) | 群馬県高等学校野球連盟 |
埼玉県 | 1、2回戦は学校関係者のみ、3回戦以降は一般客も入場可(上限未定) | 埼玉県高等学校野球連盟 |
千葉県 | 4回戦まで学校関係者(各校の登録部員数の3倍の人数枠を上限として、学校関係者と保護者だけ)を除き無観客。 5回戦以降はZOZOマリンスタジアムでの試合のみ一般客を入れる予定(総入場数5千人を上限に、学校関係者らを差し引いた席数を一般客に販売)。 |
千葉県高等学校野球連盟 |
東京都(東東京) | 原則、有観客試合とし、収容人数を上限 5,000 人とする。(各球場収容上限数により減る場合あり) | 東京都高等学校野球連盟 |
東京都(西東京) | 原則、有観客試合とし、収容人数を上限 5,000 人とする。(各球場収容上限数により減る場合あり) | 東京都高等学校野球連盟 |
神奈川県 | 有観客で検討中(上限数未定) | 神奈川県高等学校野球連盟 |
新潟県 | 有観客で検討中(上限数未定) | 新潟県高等学校野球連盟 |
富山県 | ー | 富山県高等学校野球連盟 |
石川県 | 県立野球場は5,000人、金沢市民野球場は3,500人、弁慶スタジアムは3,000人を上限 | 石川県高等学校野球連盟 |
福井県 | ー | 福井県高等学校野球連盟 |
山梨県 | 有観客で検討中(上限数未定) | 山梨県高等学校野球連盟 |
長野県 | 各球場で収容可能人数の50%が上限 | 長野県高等学校野球連盟 |
岐阜県 | 1チーム当たり関係者最大300人が観客として入場可能 | 岐阜県高等学校野球連盟 |
静岡県 | 警戒レベルに応じ、レベル4以下で一般客の入場を認め、レベル5は無観客(部員の家族のみ入場可) | 静岡県高等学校野球連盟 |
愛知県 | 保護者や控え部員含め上限5,000人、または各球場の収容人数の50%に制限予定 | 愛知県高等学校野球連盟 |
三重県 | ー | 三重県高等学校野球連盟 |
滋賀県 | ー | 滋賀県高等学校野球連盟 |
京都府 | ー | 京都府高等学校野球連盟 |
大阪府 | ー | 大阪府高等学校野球連盟 |
兵庫県 | 上限5,000人、または各球場の収容人数の50%に制限予定 | 兵庫県高等学校野球連盟 |
奈良県 | ー | 奈良県高等学校野球連盟 |
和歌山県 | ー | 和歌山県高等学校野球連盟 |
鳥取県 | ー | 鳥取県高等学校野球連盟 |
島根県 | 有観客で検討中(上限数未定) | 島根県高等学校野球連盟 |
岡山県 | 有観客で検討中(上限数未定) | 岡山県高等学校野球連盟 |
広島県 | 有観客で検討中(上限数未定) | 広島県高等学校野球連盟 |
山口県 | ー | 山口県高等学校野球連盟 |
徳島県 | ー | 徳島県高校野球連盟 |
香川県 | ー | 香川県高等学校野球連盟 |
愛媛県 | 有観客で検討中(上限数未定) | 愛媛県高等学校野球連盟 |
高知県 | 有観客で実施(上限数未定) | 高知県高等学校野球連盟 |
福岡県 | 有観客で検討中(上限数未定) | 福岡県高等学校野球連盟 |
佐賀県 | 有観客で検討中(座席の間隔を空けるなどして観客の入場も認めるが、感染拡大の状況によっては制限される可能性有り) | 佐賀県高等学校野球連盟 |
長崎県 | 各球場で収容可能人数の50%が上限 | 長崎県高等学校野球連盟 |
熊本県 | 現時点では一般客の入場を認めない、無観客(開幕日の7月10日以降に一般客の入場ができるよう関係機関と協議継続) | 熊本県高等学校野球連盟 |
大分県 | 有観客で検討中(上限数未定) | 大分県高等学校野球連盟 |
宮崎県 | ー | 宮崎県高等学校野球連盟 |
鹿児島県 | 有観客で検討中(鴨池市民球場/1,500人・平和リース球場/5,000人目安) | 鹿児島県高等学校野球連盟 |
沖縄県 | ー | 沖縄県高等学校野球連盟 |
※判明次第、更新していきます。(最終更新2021年5月23日)
3.まとめ
テレビで応援しているのと、球場で応援しているのとでは、熱気が全く違いますよね。
ぜひとも、その場で、緊張感を感じながら、球児たちの熱い闘いを観たいものですね。^^
更新情報があれば随時更新していきます。