時期的にはもう梅雨入りです。
普通に歩いているだけでも、汗がじんわりと吹き出す季節が訪れてきましたね。
一日仕事を終えた後のお風呂、シャワーは欠かせませんね。
僕は休みの日にバスケットボールをやっているので余計にです。
スポーツの汗は通常の汗より水分量が多くさらさらしているそうなのですが、それでも汗だくになります。
お風呂に入る前にふと見ると、おへそに汚れがたまっているときがあります。
少しお腹が出ている私は、特に風呂上りにも汚れが落ちていない事に気づく事があります。
「へそのゴマ」と昔からいわれているこの汚れ。
昔からおばあちゃんやお母さんに、へそのゴマを取るとお腹が痛くなるといわれた方もいらっしゃると思いますが実際のところはどうなんでしょう?
今回はへそのゴマの正体と、なぜへそのゴマを取るとあまり良くないのか、日々のケアの方はどうすればよいかをそれぞれご紹介していきます。
目次
1.へそのゴマの正体とは?
へそのゴマ、その正体は、身体から出た皮脂や垢が主な成分です。
そこに着ている衣類の繊維や空気中のごみが混ざり、ゴマのような黒い汚れの塊となります。
普段は意識していませんが、へこんだ所にあるというのと皮下脂肪や衣服で覆われている事、体温で暖められてる事から皆さんが思っているよりも汚れとしては強いようです。
上記の理由により、様々な最近の巣窟になっています。
諸説ありますが、50種類以上の細菌と、2400を超える細菌の数がへぞのゴマに生息しているといわれています。
トイレの水に潜む細菌数が300、スマートフォンの表面に着いている細菌数が3000といわれています。
ですので、へその中は相当汚染されているといえるでしょう。
コロナの影響がまだまだ懸念される中、手の消毒が義務つけられている中で、身体にそんな汚れている箇所があるというのは感染防止という観点からも懸念材料になりえます。
しかもおへそは皮下脂肪、腹直筋が薄く直接腹腔につながっている為、ほうっておくと臍炎(さいえん)などの炎症を起こしやすくする可能性があります。
汚れもそうですが、皮脂や垢に細菌が付着すると臭いを放つガスが発生し、体臭にも影響を及ぼします。
取るとお腹が痛くなるといわれていたへそのゴマですがかなり汚れているようです。
それでは、どのように綺麗にすればよいのでしょうか?
2.へそのゴマのケアについて
細菌の巣窟であるへそのゴマに大してどうするかは大きく分けて3つの意見があるようです。
順番にご紹介していきましょう。
①通常の入浴時に刺激の弱い石鹸で洗う
へそのゴマが原因でおへそが赤くなったり、明らかに臍炎などの炎症を起こしている状態が無ければ通常の入浴時に軽く洗う事で、十分細菌の繁殖を抑える事が出来る、という意見です。
上記のとおり、皮膚組織や脂肪が薄く、直接腹腔につながっている為、強い刺激を与えると逆効果になります。
毎日入力していれば、特別なケアはいらないそうです。
②定期的にお手入れをしてあげる
基本的には通常入浴で十分なのですが、すでにへそのゴマがたまっている状態の時や、炎症を未然に防ぎたい方、おへそから臭いがする場合、お手入れをする、という意見です。
出来れば入浴後の垢がやわらかい状態、入浴後でなければお肌用のオリーブオイルやベビーオイル、クレンジングオイルをつかってへそのゴマを柔らかくします。
その後、麺棒や柔らかいガーゼなどでやさしくやわらかくなったへそのゴマをふき取ります。
汚れたらすぐ取り替えて、綺麗になるまで繰り返しましょう。
③基本的に放置、入浴だけで十分
前述のとおり、おへそは外から刺激を与えると逆に炎症を起こしてしまう、皮膚と筋肉の薄い場所です。
特に皮下脂肪が薄い人はおへそに汚れがたまりにくく、炎症や臭いはおきにくいという事が出来ます。
その為、下手に刺激を与えないで、日々の入浴だけでも十分に汚れや垢がふやけてやわらかくなり、流れやすくなる為、特に特別なケアは必要ないという考え方です。
まとめ
へそのゴマをいじるとお腹が痛くなる、という昔からの言い伝えは、へそが皮下脂肪や筋肉が薄く直接内臓組織に刺激を与えてしまう、という理由からでした。
ただ、私たちが考えているよりも細菌数は多く、ほうっておいても炎症や、臭いガスを起こす強い汚れであるという事も調べた結果わかりましたね。
ただ、へそのゴマの対策方法はそんなに難しい事ではなく、通常に毎日入浴時にお手入れをすれば大丈夫みたいです。
あまり神経質にいじりすぎると、逆効果で炎症を起こすデリケートな部位でもあるので、どうしても
臭いや汚れが気になる方、また赤ちゃんみたいに自分で入浴時洗う事ができない場合は、ご紹介したとおり、オイルや麺棒でやさしくお手入れをしてみて下さい。