車に乗っているといろんな場面で、ハザードランプを使用する事、使用しているところをみます。
ハザードランプの使い方は教習所では、あまり詳しくせずに、道路交通法の関連でサラっと習った気がします。
どんな場面で使うと習ったか記憶にありますか?
運転する人によってもまちまちで使い方があまり分からないハザードランプですが、あなたはどんな場面で使いますか?
目次
1.あなたは知ってる?ハザードランプの使い方
ハザードランプの正式名は「非常点滅表示灯」という名前で、基本的には非常時の停車や故障など緊急時に全方向の車に異常を知らせるためのランプです。
詳しく道路交通法を調べてみると、「夜間、幅5.5m以上の道に停車、または駐車しているときは、非常点滅表示灯か尾灯をつけなければならない(道路交通法施行令 第18条 第2項)」「通学通園バスは、小学校など児童、生徒または幼児の乗降のために停車しているときは、車両の保安基準に関する規定に定める非常点滅表示灯をつけなくてはならない(道路交通法施行令第26条の3第2項)などがあります。
道路交通法では決められていないけれども「渋滞最後尾のハザード点灯」を静岡県警高速道路交通警察隊が広く呼びかけていたり、注意喚起としても使用しますが逆に、規定する時以外は合図を出してはいけないとあります。
実際はこれ以外でもハザードランプは使用しますよね?
2.みんなどんな時にハザードランプを使ってる?!
ハザードランプはどのようなシーンで使用しているのでしょうか?
・故障などで道路に駐車する時に、または高速道路で車が故障などして、停車しなくてはならないとき、ハザードランプをつけて道路端に停車し、後続車に危険を知らせます。
また、前方に事故や故障などの車を見たら後続車に知らせることが出来ます。
・車が故障しレッカーでけん引される時も、レッカーされる車はハザードランプをつけて後続車に危険を知らせます。
・濃霧や吹雪などの見通しが悪い時に、後続車から発見されやすく追突の可能性が低くなります。他の車が追いついてきたらハザードランプを消しましょう。いつまでもハザードランプがついていると、道を譲っているように思われます。
・走行中に後方からサイレンを鳴らしながらパトカーや救急車などの緊急車両が近づいてきた時に「道を譲る」意思表示として使用する。
・渋滞の最後尾に近づいたらハザードランプをつけて後続の車に渋滞を報せ、減速を促す。
・短時間の道路端の駐停車。
・ショッピングセンターなどの駐車場で駐車のための停車やバックなどの意思表示をする時にハザードランプをつけて知らせる。
余談ではありますが、私は免許を取る前に読んだ青年系自動車漫画の影響で、ハザードランプをつける車はバトルに誘っている合図だと勘違いをしていました。
3.危ない!ハザードランプ、お礼かと思ったら?!
ハザードランプで気を付けたいのが、停車かと思ったらお礼だったという場面なら笑い話ですが、お礼かと思ったら停車だった、という場面はヒヤッとします。
先日、わき道から出る車がいたので、ちょうど赤信号で止まるついでに譲ろうと少し手前で停止。
そこでスッとわき道から出てきた車は私の車の前へ。
そのままハザードランプをつけたので「お礼なんていいのに」と思っていたら、ずっとハザードランプをつけたまま。
消し忘れかな?と思ったら青信号になってから、おもむろに助手席のドアが開いて降りてきました。
青信号だったのでブレーキから徐々に足を離そうとしていたのでびっくり!停車するのにもう少し路肩に寄せてくれれば分かりやすかったと思いました。
車は表から見ても表情が読めないのでコミュニケーションがかなり重要で、難しいですよね。
4.サンキューハザードの上手な使い方!?
譲ってくれてありがとう!と、声を大にして言いたい場面はあります。
サンキューハザードはドライバーの間で自然発生的に広まった行為だと考えられますが、やはりあまりみだりに使用しないようにしましょう。
使用する際もハザードランプは2.3回点滅させるだけで、終わらせましょう。
短くても感謝の気持ちは伝わります。
長めに使用することで、お礼ではなく違う意味かな?と混乱をさせてしまうことになります。
また、道幅の狭い道路でのすれ違い走行の譲り合いの場面でクラクションはびっくりするし、車の中で手を挙げても暗い時は見えないだろうしと、ハザードランプを点灯する事は危険です。
実際にそのような車に遭遇し、車の挙動がわからなくて混乱してしまいました。
ハザードランプはやはり緊急の際に使うものではないので、やたらに使いすぎるのは良くないですがコミュニケーションツールとして考えているドライバーもいるようなので柔軟に考えたいですね。
サンキューハザードは既に慣例や周知の事実という事で問題は内容ですが、
ハザードランプはあまり使わないので消し忘れることがあるので、そのあたりは気を付けたいですね。