「666」の数字をみると「サタン」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
サタンとは悪魔のことです。
そのため、一見縁起が悪そうにも見えますが、実際はどうなのでしょうか?
「666」の意味について、改めて迫っていきたいと思います。
※諸説あります。
目次
1.「666」は獣の数字
キリスト教において「666」は、獣の数字とされています。
新約聖書のヨハネの黙示録に以下のように記されています。
16 また、小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、
17 この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした。この刻印は、その獣の名、または、その名の数字のことである。
18 ここに、知恵が必要である。思慮のある者は、獣の数字を解くがよい。その数字とは、人間をさすものである。そして、その数字は六百六十六である。
引用元:聖典 ヨハネの黙示録13
黙示録で扱われる黙示文学は、実際に起きたことを指している訳ではなく、比喩として隠して取り上げているものです。
そして、「666」はローマ教皇を指していると言われ、当時の反カトリック主義の注意喚起として普及したと言われています。(いわゆるローマ教皇説)
悪魔を讃える数字
サタンとは、悪魔のことです。
「6月6日6時に産まれた悪魔の子ダミアン」をテーマにした映画「オーメン」で、「666」が悪魔の数字として扱われています。
その影響で、「666=悪魔=縁起が悪い」のイメージがついてしまったとも言われています。
第40代アメリカ合衆国大統領のロナルド・レーガンとナンシー夫妻も、搭乗便のナンバーが666だったことがあり、わざわざ別ナンバーの便を取り直したという話まであります。
よっぽど不吉な数字と捉えられていたのでしょう。
2.エンジェルナンバーではお金や物の不安を表す
エンジェルナンバーで言うと、そこまで「悪魔」のような物凄く悪い数字ではないようです。
エンジェルナンバーとは、ドリーン・バーチューが考案した数字です。
ドリーン・バーチューはアメリカの作家です。
天から神聖な愛や知恵を私たちに運んでくれる、天使からのメッセージが込められている数字がエンジェルナンバーです。
そこで、エンジェルナンバー666は以下のようになっています。
・心がお金や物など物質的なものへの心配や不安に支配されている状態を天使が心配している
・恋愛運的には、試練が伴うが運命的な恋が始まる
といったことみたいです。
3.本当に悪い数字なのか
ただ、日本人で言えば、そこまで悪い数字ではないと思われます。
そもそも日本はキリスト教が深く根付いている国ではありませんし、悪魔の概念も異なります。
そのため、そこまで神経質になる必要はないと思っています。
レシートの合計金額が666円だった、振られた社員番号が666だった、などでも安心して良いかと思います。
L'Arc-en-Cielも「666」を好んでいる?
L'Arc-en-Cielの曲で、「ROUTE666」と言う曲があります。
アメリカのROUTE66をもじってタイトルが付けられています。
元々、L'Arc-en-Cielのボーカリストであるhydeさんがホラー好きで、ソロ活動でも「666」と言うアルバム名のCDをリリースしています。
芸術と組み合わされると、「666」はとてもかっこよく見えますね。
↓ROUTE666が聴けるアルバムはこちら
↓ROUTE666のLIVE映像が観れるのはこちら(YouTubeの映像はL'ArCASINOのLIVEです)
↓666のアルバムはこちら
4.まとめ
「666」といえば不吉なイメージが強いですが、そこまで神経質になる必要もなさそうです。
数字が出てしまったからといって、特に不安に思わなくても大丈夫です。
もし、それでも気になると言うことでしたら、占い師などに相談してみると、もしかしたら相談に乗ってくれるかもしれませんね。