仮想通貨とは、インターネット上で取引できる通貨の事で、誰でも取引できる通貨として有名です。
そんな仮想通貨の仕組みや、メリット・デメリット、始め方について解説していきます。
目次
1.そもそも仮想通貨って?仕組みや構造ってどうなってるの?
仮想通貨はインターネット上の取引通貨ですが、実はリアルの店舗で使用することもできます。
日本国内では使用できる店舗は少ないですが、海外のお店などでは、日常的に使用している方も多いのが現状です。
仮想通貨自体は、実際のお金とは異なり実態がない通貨なので、グローバルで推進されているキャッシュレス社会促進に一役買っている通貨です。
使用できるお店や、取り扱っている会社も日々増えてきているので、今後は益々の発展が見込まれています。
そして、仮想通貨自体の価値は仮想通貨の購入量によって異なっており、日々変化しています。一般的には、多数の人が欲しがる・購入を行うと対象の仮想通貨の価値が上昇し、多数の人が売却を行うと仮想通貨の価値が下がるとされています。
需要と供給のバランスにより、仮想通貨の価値が設定されており、その差額を狙って利益を得る投資方法が存在するといった形になります。
つまり仮想通貨で儲けるためには、仮想通貨自体の価値が低い時(需要が低くて、価値が下がっている時)に購入を行い、その後仮想通貨自体の価値が上昇した際(需要が高くて、価値が上がった時)
に売却をすることで利益を得ることが出来ます。
仮想通貨自体の価値は、どの銘柄もリリース時と比べると上昇している物が大多数なので、気長に持ち続けるというのも投資を行う上では重要となるポイントです。
2.仮想通貨のメリット・デメリット
・メリット
仮想通貨のメリットとして大きく挙げるのが、大きな利益を生み出すことが出来る点です。
仮想通貨の中でも有名な「ビットコイン」については過去に一番低かった時に購入すると、日本円で1000円くらいでしたが、最も高かった時に売却をすれば日本円で9億円になっていたと言われています。
リスクも大きいですが、こういったリターンの大きさも仮想通貨のメリットといえるでしょう。
そして利益を生むスピードですが、株式投資や投信信託で利益を得るスピードの何倍もの速さで利益を生むことが出来るため、大きく且つ早く利益を生み出したい投資家の中では人気なのです。
また、仮想通貨は分散投資先としても利用されています。
株式や投資信託などが経済不況の影響で損益になってしまっても、仮想通貨はあくまで仮想通貨という実体のない通貨なので、不況の煽りを受けにくく、価値が減少しにくい性質を持っています。
なので分散投資先として認識されており、様々な投資家に人気を得ています。
また、インターネットがあれば、誰でも売買できるため、慣れてしまえば簡単に取引を行うことが出来、どこにいても取引が出来るといったメリットもあります。
・デメリット
得られるリターンが大きい分、失うリスクも大きいのが仮想通貨の特徴です。
リスクについて容認できる範囲での取引でないと、後々大きな損失を招いてしまうので、取引を行う際には最新の注意の上です。
また仮想通貨はインターネットのハッキング等の行為によって流出してしまう可能性も含んでおり、今までも何度かそういった事件が発生してしまっています。
更に仮想通貨はインターネット上で取引されている物なので、高齢者といったインターネットを使うのが難しい世代には困難と言えます。
3.仮想通貨の始め方
まずは仮想通貨を扱っている会社で、口座開設の手続きが必要になります。
現在、仮想通貨は様々な種類が流通していますが、運用会社によって取り扱っている仮想通貨の種類は異なっております。
初めての方は、種類等を判別するのは難しいと思うので、まずは大手運用会社にて口座開設を行い
手続きをした方が良いと思います。
口座開設自体は30分程で完了しますので、無事口座開設が完了したら、早速仮想通貨を購入してみましょう。
まずは小額からでもいいので購入することで、自身の保有している仮想通貨のチャート推移が身に着くようになるので、その後は購入差益を狙って好きな時に売買を行い、利益を得ることが出来ます。
4.仮想通貨の今後
現在は一般個人の方でも仮想通貨を扱うことが出来、広く利用されていますが、今後は大手企業や政府の利用場面も増えてきて更に多くの場面で仮想通貨が使われることが予想されています。
実際に、企業では三菱UFJが独自の仮想通貨であるMUFJコインを発行して利用していますし、みずほフィナンシャルグループも仮想通貨の開発に乗り出しているなど、大手金融機関が先駆けて仮想通貨を利用する動きが出ています。
仮想通貨は投資の一面もあるなか、キャッシュレス等の現在の利便性の一面も兼ね備えているため、今後一層の普及が予想されています。