イクメンな夫のイメージはどんな夫ですか?
※今回も、知人の主婦女性からご意見いただきましたので、その目線で書かせてもらっています。
我が家の夫はイクメンです。子育てはもちろんの事ながら、家事もしてくれる夫。
共働きの私が仕事、夫が休みの日は積極的に動いてくれて、育児も、家事も積極的にしてくれて、夜ご飯の片付けまでやってくれます。
子どもの世話も家の中だけでとどまらず、PTA行事、参観も懇談会まで出てくれます。
自分だけで出かけることはほぼなく、子どもとの時間を楽しんでいます。夫は、「イクメン」いう言葉はあまりいいイメージがないので呼ばれるのは抵抗があり、「当たり前の事」をしているだけだと言います。
イクメンという言葉に対して「お母さん」は他の言葉では表されないですが、もしかしたら「お父さん」のイメージが子育てから離れているのではないしょうか?
目次
1.夫はイクメンと呼ばれるのが大嫌い!?
「イクメン」という言葉を聞くとどんなイメージですか?
イクメンはただお手伝い程度に子どもの相手をちょろっとする男性のためにあると感じていたので、私は「イクメン」という言葉はあまり使いたいとは思っていませんでした。
ところが、「イクメン」は、子育てが趣味というくらい子育てを楽しんでいる「お父さん」のイメージがついてからは、特に気にならないようになりました。
イクメンという言葉は、2010年に当時の労働大臣が少子化打開の一助として国会で発言した言葉からですが、「育児を趣味」と言ってはばからない、積極的に子育てを楽しみ、自らも成長する男性を指します。
しかしながら、イクメンの言葉が先行してしまって、育児のお手伝い程度をしている人や、育休取ったのに不倫騒動を起こしてしまった議員さんがいた事で大分悪いイメージがついてしまいましたね。
イクメンとは、子どもの事はもちろんですがそれだけではなく、家事もしてくれて、家の中の事を自分ごととして考えてくれ、夫婦をパートナーとして平等に考えてくれる男性じゃないでしょうか。
子ども相手だけしていたらいいと、自分の世話もできない人がイクメンを名乗るので不満が出ますが、夫は家事を自分の事をするついでに家族の事もした結果、子育てもついでにしている感覚だそうです。
2.天然イクメンではなく養殖イクメン?!
今現在イクメンの夫は、全くイクメンではなかったです。
核家族で親類もいない場所での子育て、育休申請をしてほしい!と、第一子の時にお願いしても「育休の前例がないから出しづらい…」と、結局出してもらえず、家事はお願いしたらしてくれる程度。
自分から進んでやる気という感じではなかったです。
子どもが8ヶ月の時、母親の私が熱を出した時も、飲み会が重なり「顔を出すだけ」と出掛けてしまいました。
熱で母乳が熱すぎて飲めず、私も熱で目が回っていたので離乳食も用意できず、子どもが泣くので頭は痛くなり…と、その時の事を今でも鮮明に覚えている程です。
本当につらい時にこの対応はしこりになります。
子どもが1歳の時にロタウイルスに感染し入院した時も「仕事が忙しいから!」と、見舞いにも来ませんでした。
そんな夫はいつからイクメンになったのでしょうか?
3.まだ間に合う!夫を理想のイクメンに育てる方法を大公開!?
夫は最初からイクメンだったわけではないし、家庭の事もどこか任せきりでした。
「自分にはできない、わからない」と、逃げ腰。何度も話し合いをしましたが、逃げ腰ですぐ言い訳。
どうしたら協力してもらえるのか、ケンカにならないように工夫したり諦めて期待しないようにしていました。
夫は子どもが生まれてくるまでも本当に楽しみにしていて、立ち会い出産で、オムツ替えや寝かしつけ、お風呂は夫がしましたが、それだけではイクメンではなくお手伝い程度と捉えていた私はイクメン認定できませんでした。
夫は自信がないから行動していいのか分からなかったと教えてくれましたが、自信なんて母親になったばかりの私にも無かった!辛かった!と、何度も話し合い訴えて徐々に協力的になりました。
当時は紙オムツを替えてくれているのに、サイズがわからなかったり、靴のサイズや服のサイズも分からなかった。
子どもの事は嫌いではない、むしろ好きだけどただ煩わしい事が面倒だったので嫌いだった。
しかし、2人目出産のときに帝王切開となり、入院中に自分と子どもしかいない状態で、やってみたらできた事から自信が持て、出来ることを増やしていきました。
4.理想的なイクメンって?!
今ではすっかりイクメンの夫、子どもの小さな成長をも喜んでいます。
一緒にしつけたり、教えたりすることを足並みをそろえ、言葉や行動を統一し子どもに伝えるように常に夫婦でうち合わせています。
現在は、長期出張が多く家を空けていますが、テレビ電話で子どもと通話したり、帰ってきても一緒に遊んだりと、子どもとの信頼関係が見えます。
仕事で家を空けても、子ども達との信頼関係を築けている事、が夫の喜びでもあるようです。
理想的なイクメンとは、家族との信頼関係を自分で作っているお父さんのことではないでしょうか。